うつ病(抑うつ状態)で悩む医師は多い

うつ病(抑うつ状態)で悩む医師は多い

うつ病(抑うつ状態)で悩む医師は多い

うつ病に悩む医師は実は意外と多い。2006年筑波大の前野哲博教授らが1年目研修医約570人を対象にメンタルヘルスに関する調査を実施した結果、 研修医の4人に1人が、研修開始後2カ月で「抑うつ状態」になると発表しています。 この結果について前野教授は、「他の職業と比べてもかなり高い」と指摘しています。

医師については外科医にうつ病が多いことがわかっています。理由としては激務なことは有名ですが、あまりに激務で体調を壊しても、 一般業種での勤務と違い、体調を崩したからと言っても休めないのが現状です。

うつ病の原因は心的ストレスです。外科医の場合、1日に3件くらい手術が入っていても不思議ではなく、急患や入院患者の病変で深夜に始まって明け方まで かかる手術も少なくありません。症状も1人1人違いますから、手術が完了するまで非常に高い緊張状態が続きます。 この長時間の緊張が精神的疲労を招き、うつ病を発症させます。

他の勤務医にしても極端に労働時間が長かったり、人間関係のもつれにより、うつ病を発症させてしまいます。 医師の仕事内容にはストレスをためやすい原因・理由がたくさん潜んでいるのです。

精神科でうつ症状と診断されて、休職する医師や、退職する医師もいます。最悪の場合、自殺してしまう医師もいます。 抱える悩みや困難な状況を周りの医師に相談しにくい環境があるのならキャリアアドバイザーに相談するのも改善策の一つです。

精神的な病は、改善が見えにくいですが不治の病ではありません。経験を積むにつれて、よい医師に見られたいといった考えがでてきますが、 患者のために治療をするという初めの気持ちを取り戻す事でうつ病を治すこともできます。

全ての病院が同じ労働条件ということはありません。ゆっくり患者と向き合って診察をしている病院やクリニックもあります。 より良い環境を求めて転職することも、うつや自殺から自分の身を守る方法なのです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする