心臓病・心臓疾患の原因・予防、有名芸能人も増加する死亡率の高い病気

心臓病・心臓疾患の原因・予防

心臓病・心臓疾患

心臓病・心臓疾患とは、狭心症や心筋梗塞など、心臓の血管の障害によって起こる疾患であり、心臓の疾患の総称で、心疾患(しんしっかん)とも呼ばれています。

※疾患とは病気、やまいの事。

心臓病・心臓疾患 死亡率

心臓病・心臓疾患は先進国の多くで死因のトップとなっており、日本でも癌(がん)に次いで2番目に高い死亡率となっています。ただ、癌(がん)に関しては食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、乳がんなどさまざまな臓器や組織にできるのに対し、心臓病・心臓疾患は心臓に関してだけであり、一つの臓器においては心臓病・心臓疾患が死亡者数の1位といえます。

心臓病・心臓疾患 日本人における死亡の割合

心臓病・心臓疾患での死亡の原因は、心不全が3割程度、急性心筋梗塞が2割~3割、その他の虚血性心疾患が2割、不整脈及び伝導障害が1割となっており、急性心筋梗塞である心不全を入れると、心臓病の死亡原因の8割近くは虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん)といえます。

心臓病・心臓疾患 生活の乱れが原因

心臓の病気は先天性のものを除くと、不健康な生活習慣の乱れが原因です。最近、増え続けているのが生活習慣病の一つである「虚血性心疾患」です。虚血性心疾患とは、動脈硬化や血栓などで心臓の筋肉に必要な酸素や栄養が行き渡りにくくなり、全胸部や左腕、背中に痛みや圧迫感が生じる症状です。急に激しい運 動をしたり、強いストレスがかかると、心臓の筋肉が一時的に血液(酸素、栄養)不足となり、痛みや圧迫感が生じます。

心臓病・心臓疾患 症状

虚血性心疾患(心臓病)とは、心臓を動かしている筋肉(心筋)に血液がいかなくなるという症状です。心臓は1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。この収縮・拡張する心臓の筋肉(心筋)に、酸素や栄養を含む血液を送り込んでいるのが、心臓のまわりを通っている冠状動脈という血管です。

心臓にある冠状動脈が狭まって血液が心臓に十分に行かないか、あるいは途絶える状態であり、時に急激に心臓の機能が低下し、命に関ることもあります。

虚血性心疾患の代表的なものには、狭心症と心筋梗塞がありますが、どちらも動脈硬化が直接の原因で、もちろん生活習慣に原因がある病気です。

心臓病・心臓疾患 動脈硬化

虚血性心疾患の危険因子は動脈硬化そのものです。体のすみずみまで酸素や栄養素を運ぶ重要な役割を果たしているのが動脈です。この動脈が年齢とともに老化し、弾力性が失われて硬くなったり、動脈内にさまざまな物質が沈着して血管が狭くなり、血液の流れが滞る状態を動脈硬化といいます。

動脈硬化を引き起こす5つの危険因子は、高血圧、高脂血症、喫煙、糖尿病、肥満であり、それによって虚血性心疾患となります。

虚血性心疾患になる危険率で、危険因子を一つも持たない人を1とした場合の危険倍率は下記の通りです。

喫煙・・・2倍
高血圧症・・・3倍
高脂血症・・・4倍
高脂血症+糖尿病・・・16倍
高脂血症+高血圧症・・・16倍
高脂血症+糖尿病+高血圧症・・・32倍

虚血性心疾患には、「狭心症」や「心筋梗塞」などがあります。TVや雑誌などで聞いたこともある人が多いのではないでしょうか?

心臓病・心臓疾患 狭心症

狭心症は、冠動脈の血流が悪化し、心臓が一時的に酸欠状態となって 起こります。胸のあたりに圧迫されるような痛みや苦しさを感じたり、人によって、あごや みぞおち、耳のあたりに痛みを感じることもあります。

血管狭窄(けっかんきょうさく)の原因の大多数は、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高血圧などに引き続いて起こる動脈硬化です。そのほか、血管けいれんも血管狭窄の原因となります。

歩行、階段昇降などの身体的な労作、精神的な興奮・ストレスが誘因となります。安静にしたりストレスがなくなると、多くは数分で、長くとも15分以内で症状が改善します。

■狭心症になった時の対処法

1、発作がすぐにおさまる時
胸痛などの症状が現れ、労作・ストレスが取り除かれたあと数分で改善した場合は、救急病院を受診する必要はありませんが、数日以内に循環器科または内科を受診しましょう。

2、発作がすぐにおさまらない時
発作が5分以上続く時、1日に何回も繰り返したり発作の頻度が増えてきた時は不安定狭心症や心筋梗塞の疑いがあり、緊急の処置が必要です。 自分で病院に行くか、ひどい時には救急車を呼びましょう。

心臓病・心臓疾患 心筋梗塞

動脈硬化により血管の内腔が狭くなり、血液の流れが制限されて生じる虚血性心疾患ですが、冠動脈が閉塞し約40分後から心内膜側の心筋は壊死(えし)に陥ります。これが心筋梗塞です。

心筋梗塞は、突然の激しい胸の痛みから始まります。活動しているときには少なく、むしろ安静時や就寝中に発作に襲われることが多いのが特徴で、痛みは30分から数時間も続きます。

心筋梗塞は、痛みの場所は胸だけでなく、みぞおち、左肩や左腕、首やあごなどに痛みが波及することが多く、この現象を放散痛(ほうさんつう)といいます。痛みの程度は狭心症とは比較にならないほど強いので、死への不安や恐怖感が伴います。

心筋梗塞では亡くなられる方の半数以上が、発症から1時間以内に集中しています。そのため病院に到着する前に亡くなる場合が多いのです。

とても危険な状態ですので、心筋梗塞が疑われる場合は、ただちに救急車を呼んで、一刻も早く受診をすることが重要です。

心臓病・心臓疾患になった有名芸能人

三國連太郎(俳優)
森本レオ(俳優、ナレーター)
宝田明(俳優)
西田敏行(俳優・タレント)

天海祐希(女優)
安西マリア(歌手・女優)

徳光和夫(フリーアナウンサー)

関根勤(お笑いタレント)
松村邦洋(お笑いタレント)
前田健(タレント・ものまね)

大山のぶ代(声優 ドラえもんの声優)

龍虎(タレント)
田中雅之(クリスタルキング 元ボーカル)
ブラザートム(歌手・タレント)

小林繁(プロ野球選手)

心臓病・心臓疾患 こんな時は要注意

1、胸の中央部からみぞおちの探いところが痛む。 締めつけられる痛みや圧迫されるような痛みを感じる。

2、心臓に異常が生じると軽い動作でも息切れや呼吸困難が起きます。症状が進むと安静時でも息切れを感じるようになります。

3、狭心症や心筋梗塞が進行している際、胸痛があまり起こらずに、動悸や息苦しさ、だるさなどを感じる場合もあります。特にを強く感じる場合は不整脈のケースが多いです。

4、左側の肩こりや腕の痛みが続くことがあります。背中に激痛が起こった場合は解離性大動脈癌が疑われます。

心臓病・心臓疾患 予防

1、適切な食事をバランスよく摂取しましょう。

これは心臓病・心臓疾患に限りませんが、食事療法による体質改善が大切です。人間の体は毎日の食事により大きく変化します。食事療法は治療の中心となるものです。食事は生きるうえで 最も重要な人間の営みであるとともに、病気を治す、または病気と上手に付き合っていくうえで とても重要な手段でもあるのです。

2、血中コレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防する食品を積極的に取り入れましょう。血液をサラサラにすることが期待できる食べ物は、青魚、くるみ(ナッツ類)、たまねぎ、わかめ(海藻類)、大豆食品、お味噌汁などが有名です。
青魚は血液をサラサラにする成分(DHA・EPA)が豊富に含まれていますので中性脂肪を下げる効果があります。

ナッツ類のくるみは必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸(αリノレン酸)が豊富に含まれていますので中性脂肪を下げる働きがあります。

たまねぎは血液をサラサラにするだけでなく、中性脂肪を下げる効果もあります。

わかめは水溶性食物繊維やミネラルが多く、脂肪を効率よく分解たり、腸内で糖質の吸収を抑制する働きがあり中性脂肪に効果的です。

納豆には納豆キナーゼが含まれている為、血液をサラサラにしてくれます。

お味噌には中性脂肪を下げるだけではなく糖尿病予防などの生活習慣病を予防に役立つ成分が多く含まれています。ただし、高血圧症の方は塩分の取りすぎになる為、注意が必要です。

心臓病・心臓疾患 食事は最低でも30分以上かける

日本人は食事にかける時間が短い傾向にありますが、1回の食事に30分以上かけるように心がけましょう。よく噛んで食べると満腹中枢が適切に刺激され、食べすぎを防げます。

心臓病・心臓疾患 まとめ

心臓病を防ぐ順序としてはまず心臓病の原因を知る必要があります。例えば生活習慣病だったり、高血圧とかコレステロールとかいろいろありますが、何が原因だったのかというのを知る必要があります。そして原因がわかったら、その原因を少しでも早く改善治療することが必要です。

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