高級ブランドピアノの音色に魅了される。新品と中古ならどちらが買いか!?

高級ブランドピアノの音色に魅了される。新品と中古ならどちらが買いか!?

ピアノの魅力

ピアノの魅力とは、奏でる音色、弾く人、そしてその空間自体全てに魅力があります。

減の長さの違いによる左右非対称の独特の形、ボディの大きさを感じさせず安定感を確保する3本の脚、反響板を開けて立てたスタイル、音を効果的に伝えるのみならず、見た目も美しくエレガントなのがピアノです。

ピアノは、88の鍵盤で7オクターブの音を出すことができます。オーケストラのあらゆる楽器の音域をカバーする広さです。高音はピッコロに匹敵し、低音はチューバの最低音よりももっと低い音になります。音域だけでなく、音の強弱のコントロールも自由自在にでき、音色にも多彩な変化がつけられるなど、まさにオーケストラのような表現力を持つ万能楽器こそがピアノなのです。

ピアノという名前の由来

名称の由来は発明当時の正式名称はイタリア語でクラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ (Clavicembalo col piano e forte) で、クラヴィコードの表現力とクラヴィチェンバロ(チェンバロのこと)の音量を併せ持ち、弱い音(ピアノ)も強い音(フォルテ)も表現できることに由来します。この名前が短縮されて、「ピアノ」と呼ばれるようになりました。

ピアノ 歴史

ピアノは、1709年頃に、イタリア人のチェンバロ製作家、バルトロメオ・クリストフォリ(1655-1731)が創りました。当時、貴族たちは、自分のために楽器を作らせることが多く、フィレンツェのメディチ家の王子もその一人でした。彼はメディチ家に仕えていたクリストフォリに、チェンバロの改良を依頼します。当時、鍵盤楽器はチェンバロが主流でしたが、音が強弱に乏しいのが難点でした。
クリストフォリはそれを改良し、「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(ピアノもフォルテも出せるチェンバロ)」を創りだしました。

クリストフォリの仕事は、イタリアでは後継者がなく、ドイツのオルガン製作家ジルバーマンに受け継がれています。ジルバーマンはクリストフォリの発明に改良を重ねて 新しいピアノを作り出します。1747年、 J.S.バッハは、フリードリッヒ大王に献呈されたジルバーマンのピアノを、王の御前で演奏しています。

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、リストなど大作曲家たちは、すべてすぐれたピアニストでありました。そして、ピアノ曲だけでなく、交響曲などもピアノを使って作曲しました。ピアノの幅広い表現力が、作曲家の創造力を育んだのです。

有名なピアノメーカー

スタインウェイ&サンズ・ベーゼンドルファー・ベヒシュタインは三大メーカーとして有名です。

1、スタインウェイ&サンズ (アメリカ・ドイツ)
ヘンリー・スタインウェイ(1797~1871)が1853年に、ニューヨーク(アメリカ)に設立。ヘンリーの死後、1880年に故郷のハンブルグに工場が設立され、両方が活動拠点になっています。

2、ベーゼンドルファー (オーストリア)
イグナツ・ベーゼンドルファー(1794~1859)が1828年に、ウィーンに設立。

3、ベヒシュタイン (ドイツ)
カール・ベヒシュタインが1853年に、ベルリンに設立。

4、プレイエル (フランス)
イグナツ・プレイエル(1757~1831)が1807年にピアノ製作。1927年にサル・プレイエルホールを設立。

5、ヤマハ (日本)
山葉寅楠(1851~1916)が、1897年に日本楽器製造株式会社を設立。

6、カワイ (日本)
日本楽器製造(現・ヤマハ株式会社)に勤務していた河合小市が独立し、1927年に河合楽器研究所を設立。

7、ディアパソン (日本)
日本楽器製造(現・ヤマハ株式会社)に勤務していた大橋幡岩が1948年に製作。

グランドピアノとアップピアノの違い

ペダルは、ピアノの音に強弱や余韻をつけたり、音色を変えたりするために、指で鍵盤を弾く動作と連動させながら、足で踏んで操作するものです。ピアノによって、二本だったり三本だったりしますが、グランドピアノとアップライトピアノでその役割は違っています。

1、グランドピアノ

右  ラウドペダル(ダンパーペダル)
音量が大きくなり、響きが豊かになる。

中央 ソステヌートペダル
特定の音だけを響かせる

左  シフトペダル
音量が減り、音色が変化する

2、アップライトピアノ
右  ラウドペダル(ダンパーペダル)
音量が大きくなり、響きが豊かになる。

中央 マフラーペダル
音量が大幅に下がる

左  ソフトペダル
音がソフトになる

高級なピアノと格安のピアノ 品質の差

ピアノを選ぶときにポイントとなる価格。高級なピアノと安いピアノの違いはいったいどこなのでしょうか?

ピアノの価格差は生産国、素材の違いが大きく影響します。ただ、安いのが悪いピアノと決めつけるのはよくありません。安くてもいいピアノはたくさんあります。安いピアノが悪いのではなく、「高級なピアノはものすごく高い品質基準」をクリアしている楽器ということになります。

腕時計で例えていうなら、「カシオの1万円するG-SHOCK」と、「ロレックスの300万円するデイトナ」を比較した場合、時間を確認するという腕時計の機能・性能に関して「カシオの1万円するG-SHOCK」は1万円だから粗悪品ということにはなりません。どちらも素晴らしい腕時計といえます。

ピアノも同様で、品質基準はどちらもクリアしていますが、高級なピアノはその品質基準からさらに高い水準をクリアしているということになります。

もうひとつの違いは、使われている素材。グランドピアノの部品の総数8000個ありまが、ピアノに限らず楽器は小さな部品ひとつを替えただけでも響きに変化が生じる繊細なものです。より良い響きを追求していくと、素材のクオリティーも上がり価格に反映されるのです。

1000万円を超えるグレードのピアノでは、最も共鳴性に優れたヨーロッパスプルースと呼ばれる高価な材木が使われています。そしてその材木の塗装にもこだわり、熟練の塗装技術をもつ職人が丁寧に仕上げていきます。

高級なピアノはクオリティーを追及しているため手作業による工程が多いことから通常のピアノの3~5倍の制作期間を要します。

高級なピアノと格安のピアノ 音色の差

高級なピアノと安いピアノでは、表現できる音色の幅、種類、そしてクオリティに格段の差があると言えます。

ピアノ 良い音色とは?

ピアノという楽器は、極めて完成度は高いものの、演奏者によって実に多彩な響きを生み出します。聴衆の聴覚・感性に訴えかけるために何より必要なのは、ピアニストが発音機構を科学的に理解することです。ピアノの良い音色とは熟練された技術者と、演奏者の楽器への理解があって初めて成り立つといえるのかもしれません。

ピアノ 新品と中古を買うならどっち?

中古ピアノの利点はまず何といっても手頃な価格で手に入ることではないでしょうか。

結論から言えば、どちらでも調整や修理をきちんと施してあれば問題ないといえます。 新品でも工場出荷 状態のままでは、調整がきちんとなっていない事が多く、部品が馴染むまでは狂いが生じます。 中古は製造年数から40年越えたピアノは注意が必要ですが、保管・管理をちゃんと行い調整もしっかりしていれば問題ないといえます。ピアノに関していえば、新品、中古というよりも、「どのような状態」かが選ぶ上で大切だと言えます。

優雅なスタイルの高級グランドピアノでより深く音楽の世界へ。

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