最高級のイラン産ペルシャ絨毯(じゅうたん)でワンランク上のインテリアをコーディネート

インド産ペルシャ絨毯(じゅうたん)波斯地毯

فرش ペルシャ絨毯(じゅうたん)

ペルシャ絨毯とは伝統的にペルシアと呼ばれていた現在のイラン周辺で生産され続けている絨毯。ペルシア 文化、芸術を代表する極めて優れた美術工芸品の一つとなっています。ペルシャとペルシアの表記がありますが、どちらも同じ意味です。ペルシャ絨毯はペルシャ語で فرش と書きます。

ペルシャ絨毯(じゅうたん)の歴史

ペルシャ絨毯の歴史は3000年~4000年前、紀元前525年にエジプトを征服し、西アジアを統一したアケメネス朝ペルシャの時代までさかのぼります。ペルシャ絨毯の初期のものは残っていませんが、現存するペルシャ絨毯で一番古いものはロシアのサンクトペテルブルグ、エルミタージュ美術館にあります。旧ソ連の考古学者S・J・ルキデンコが南シベリア・アルタイ山中のパジリクにあるスキタイ山中のスキタイ王家の墓稜より発掘した「バジルク絨毯」が収蔵されています。

ペルシャ絨毯(じゅうたん)の発展

サファビー朝ペルシア(1501~1736年)は、長く続いた異民族支配から脱却し、ペルシャの統一王朝として栄華を極め、美術工芸の黄金期とさえ言われています。そして、ペルシャ絨毯もまたこの時代に飛躍的に発展したのです。

古代ペルシャの宗教は、アラブに支配されイスラム教がもたらされるまで、空気、水、火、地の4つを「神聖な元素」と讃えるゾロアスター教でした。農耕と牧畜を高貴な職業としていた信仰は、古代期のペルシャ絨毯のデザインや文様に多大な影響を与えたと伝えられています。

イスラム世界では偶像崇拝が否定されていたため、絵画や彫刻の生産などが立ち遅れていました。しかし、そのかわりに織物や陶器などといった工芸の分野が目覚しい発展を遂げていったのです。

ペルシャ絨毯(じゅうたん)とシルクロード

シルクロードとは一般に、中国と西アジア・地中海沿岸地方を結んだ歴史的な東西交易 路のことを指します。このシルクロード、つまり「絹の道」という名前は、中国産の絹が遠く インドや西アジア、さらにはローマ帝国にもたらされたことに由来しています。

シルクロードに代表される東西の文化交流によって、ペルシャ絨毯も世界中に広まり、そのデザインは日本の着物や帯に大きな影響を与えたと言われ、あの豊臣秀吉の所有していた陣羽織の中に、ペルシャ絨毯製があることは有名です。

ペルシャ絨毯(じゅうたん) 形と名称

ペルシャ絨毯には長方形、正方形、円形、楕円形などがありますが、市場に出回っているほとんどのペルシャ絨毯は長方形の形をしています。

一言で長方形といっていもいろいろ呼び方があります。

名 称 サイズ
ポシティ(Positi) 80cm×60cm
ザロチャラク(Zaarocharack) 130cm×80cm
ザロニム(Zaaronim) 160cm×100cm
ドザール(Do Zaar) 210cm×140cm
パルデ(Pardeh) 250cm×160cm
キャレギ(Kalegi)・6㎡ 300cm×200cm
キャレギ(Kalegi)・9㎡ 350cm×250cm
ガリ(Ghali)・12㎡ 400cm×300cm
ガリ(Ghali)・16㎡ 400cm×400cm
ガリ(Ghali)・24㎡ 400cm×600cm
ケナレ(Kenareh) 400cm×100cm

ペルシャ絨毯(じゅうたん) 産地

ペルシャ絨毯は産地・工房ごとに特長があり、作品の素材や見た目・品質も大きく異なります。ペルシャ絨毯はイランの国策産業であり伝統文化でもあるためイラン全土で生産されています。5大産地と呼ばれているのは「エスファハン」「カーシャン」「タブリーズ」「クム」「ナイン」です。

■エスファハン産地(Esfahan)
イランの中部高原地帯に位置します。エスファハンの絨毯は紡糸・染色・デザインなど全ての面に品質管理が行き届き、驚異的な織りと洗練された華麗な色調とデザインが特徴です。

■カーシャン産地(Kashan)
イランの中北部の乾燥地帯に古くから栄えた陶器・タイルなどを産する伝統工芸の町です。絨毯のみならず天鷲絨やダマスク織りの産地としても有名です。

■タブリーズ産地(Tabriz)
イラン北西部に位置するイランで2番目に大きい都市。タブリーズ産絨毯は近代的な品質管理のもと、タブリーズ特有の道具を用いトルコ結びの正確無比で緻密な織りをしたペルシャ絨毯が特徴です。

■コム産地(Ghom)
最も知名度の高い絨毯産地で各産地の技術やデザインの中から最良のものを巧みに取り入れています。最近でははオールシルクの絨毯の産地として有名です。

■ナイン産地(Nain)
イランの北東部郊外に位置します。ナイン産絨毯は濃紺・ベージュ・クリーム・白等の限定された色彩による配色が特徴です。

ペルシャ絨毯(じゅうたん) デザイン・区分

ペルシャ絨毯にはサイズやデザインなどによって区分があります。デザインの区分はおおまかに、絨毯の中心に大きな文様のメダリオンがデザインされたメダリオン、メダリオンと共に四隅に統一模様がデザインされたメダリオンコーナー、メダリオンがなく、総柄のオーバーオール、幾何学模様のジオメトリック、モスクのような文様がデザインされているメヘラブ、景色などがデザインされているピクチャがあります。しかし絨毯の中にはデザインで区分できないものもあり、様々なデザインものがあります。

ペルシャ絨毯(じゅうたん) 素材

ペルシャ絨毯には羊の毛(ウール)で作られたものと、絹(シルク)で作られたものがあります。シルクはウールに比べてデリケートな素材です。そのため、ウールの絨毯は人がよく過ごす場所に敷いて、シルクの絨毯はプライベートな空間やおもてなしの空間(ベッドルーム・書斎・玄関・応接室)に敷くことをお勧めしています。

ペルシャ絨毯(じゅうたん) 高品質で高価

ペルシャ絨毯の柄をイメージし、ペルシャ絨毯に似せた量産品の「ペルシャ絨毯風のカーペット」は、たくさん販売されています。量販店や安売りの家具屋で良く見かけたことがある人も多いのではないでしょうか?

ペルシャ絨毯は手織りの為、半年から長いものは1年以上の月日をかけて丁寧に作り上げていきます。実際に手に取ってみるとまるで違うことに驚かされます。単なる生活用品なのに対して、手織りのペルシャ絨毯は単なる絨毯のレベルを越えた芸術品なのです。

価格に差が生じるのはペルシャ絨毯の品質にあります。女性の「織り子」さんが手織りで作っていくわけですが、新人さんと中堅、ベテランのエースでは出来上がるペルシャ絨毯に大きなクオリティの差が発生します。その差が価格に大きく影響しているのです。

そんな芸術品ともいえるペルシャ絨毯の上を歩くのはとても贅沢な行為としか言いようがありません。

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