小説家になりたいなら『太宰治』は読んでおこう!青森県津軽出身の人気小説家。

太宰 治は日本の小説家であり、妥協を許さない創作活動を続けた数少ない作家の一人である。

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太宰治 プロフィール

太宰治(だざい おさむ)
本名・・・津島 修治(つしま しゅうじ)
出身地・・・青森県津軽
父母・・・父の名は源右衛門、母の名はタ子。(父親は貴族院議員も務め、邸宅には30人の使用人がいました。)
兄弟・・・第十子六男として生まれる。

小学校を首席で卒業。
14歳の時に父親が病没し、長兄が家督を継ぎます。
16歳の頃から小説書き始め、高校では芥川、泉鏡花に強く傾倒します。
18歳の時に敬愛する芥川が自殺。
20歳の時に急激に左翼思想に傾斜し、12月10日深夜に自殺未遂。
21歳の時に東京帝国大学(現在の東京大学)仏文科に入学。府下戸塚町諏訪(現在の高田馬場付近)の学生下宿常盤館に止宿。
27歳の時に共産主義運動から脱落して遺書のつもりで書いたのが第一創作集「晩年」。

太宰治の有名作品

太宰治は坂口安吾や織田作之助、石川淳などと共に新戯作派・無頼派と称された一人です。

人間失格
私は、その男の写真を三葉(三枚)、見たことがある。この書き出しで始まるある男の三葉、すなわち幼少期、中学生時代、高校生から廃人同様になるまでの苦悩を描いた手記です。事実上の遺書といわれる作品。

斜陽
日本版「桜の園」を意識して描かれた作品で、「斜陽族」 という言葉を生み出したほど大ヒットしました。 人間とは何なのか。そんなことを考えさせ られる一冊。

晩年
「晩年」は、タイトルこそ“晩年”ですが、実際には彼の処女作品です。“撰ばれてあることの 慌惚と不安 と二つわれにあり”というヴェルレーヌのエピグラフで始まる『葉』以下、自己の幼・少年時代を感受性豊かに描いた処女作『思い出』、心中事件前後の内面を前衛的手法で告白した『道化の華』など15編より成ります。

走れメロス
人を信じることが出来ない王様に、メロスは激怒した。 城に武器を持って 乗り込んだメロスは処刑されることになる。 メロスは妹の結婚式を開くため三日待ってくれと言う。 人質として親友を残し、メロスは走った。

太宰治の名言

人間のプライドの究極の立脚点は、あれにも、これにも、死ぬほど苦しんだことがあります、と言い切れる自覚ではないか。

人間は不幸のどん底につき落とされ、ころげ廻りながらも、いつかしら一縷の希望の糸を手さぐりで捜し当てているものだ。

死と隣合せに生活している人には、生死の問題よりも、一輪の花の微笑が身に沁みる。

人間なんて、そんなにたくさん、あれもこれも、できるもんじゃないのだ。しのんで、しのんで、つつましくやってさえゆけば、渡る世間に鬼はない。

太宰治という人間は、とても繊細すぎていろんなことを考えすぎな人のように思えます。数奇な運命をたどり死と向かい合った太宰治。そんな彼の作品に考えさせられることは多いでしょう。

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