マンションで相次ぐ子供の『転落事故』『転落死』。親ができる転落防止。

「高所平気症」の子供が増えている!

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高層マンションの窓やベランダなど、高い場所から子供が転落する痛ましい事故が後を絶たちません。

『高所恐怖症』から『高所平気症』へ変化した現代の子供たち

まだ高層ビルが立ち並ぶずっと前、人は高いところに上ると普段とは違うその景色に恐怖さえ覚えました。高層ビルの屋上や崖の上など高所から真下を見下ろすと足がすくみ身動きが出来なる方も多かったはずです。周りに一人くらいは『高所恐怖症』の人も居たのではないでしょうか。

しかし、高層マンションが珍しくなくなった現在の社会において、『高い場所が怖い』という感覚すら消えつつあるのです。

『高所平気症』とは。

高層マンションで生まれた時から育つ子供は、高いところにいるという意識が無く、高所に慣れる傾向にあります。その為、恐怖心が薄くなる『高所平気症』になりやすいのです。

『転落』の多い子供の年代

1、2~3歳までの幼児

発達途中にあることから、『安全に対する感覚の未熟』が考えられます。家の中であれば一人にするときは窓を開けっぱなしにしない、ベランダであればそもそもベランダに出さない、など親の配慮が常に必要になります。「ちょっとの時間だから大丈夫」が危険です。そのちょっとの間に子供が転落するのです。

2、8~13歳までの小学低学年~中学生

徐々に親の目から離れだし日常の視野が広がる『好奇心旺盛』が考えられます。体は大きくなってきていますがまだまだ脳は子供のままです。行動の予見による危険性を判断できません。ベランダをよじ登って遊んでいて下を見下ろしていたら誤って転落するのです。

現在社会に見るマンションの落とし穴

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都心部では土地の確保が難しい為、『ベランダの有効活用』をどの不動産会社も打ち出してきています。マンションのチラシなどでも、ベランダにテーブルと椅子を置き、優雅にコーヒーを飲んでいる広告写真を見た事がある人も多いはずです。住居スペースが狭い代わりにベランダは奥行きが1メートル以上と広めのスペースが確保されているマンションが増えています。しかし、これが危険の一つになっていることが問題となっています。

大人は『大丈夫』でも子供には『危険地帯』

大人だけで生活するには、たまにベランダでお茶でもしてゆっくり、なんていうのは問題ありませんが、子供にとっては危険地帯でしかありません。子供にベランダでの空間を慣れされているのは『親』なのです。高層マンションに多いのが、『下まで降りるのが面倒なので、子供をベランダで遊ばせている』『今日は雨が降っているのでベランダに三輪車や子供用のいすなどを置き遊ばせている』などです。子供はベランダで遊ぶ事により、ベランダは『遊び場の一つ』になるのです。

ではどうすれば良いのか・・・

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