セブンイレブン鈴木敏文会長が退任。売上高日本一のコンビニエンスストアの今後。

2016年4月7日(木)、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長(83)が退任する見通しとなりました。

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コンビニエンスストア事業を手掛ける子会社セブンイレブン・ジャパンの井阪隆一社長(58)を交代させる人事案が否決された件で、人事案を主導した鈴木敏文会長はその責任を取り、退任を決めたとされています。

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コンビニ業界全体に占めるシェア

セブンイレブン-ジャパン 38.5%
ローソン 18.8%
ファミリーマート 17.8%
サークルKサンクス 9.5%
その他コンビニエンスの合計 15.4%

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直近年ではセブン-イレブンの伸び率が著しいが、これは主に店舗数そのものの拡大によるものが大きい。1店舗単位の売上が急激に増加したのではなく、売上を計上する店舗数の拡大政策により、全体としての売上が積み増しされた形となっています。

鈴木敏文をはじめ会社側は、2009年に社長に就任した井阪氏をセブンイレブン・ジャパンの古屋一樹副社長と交代させる案を提示していました。

取締役の人事や報酬の妥当性などについて、社外の意見を反映させる狙いで委員会を発足していまが、その委員会が先月初会合を開きました。委員は、企業統治に詳しい伊藤邦雄氏、米村敏朗・元警視総監の両社外取締役と、セブン&アイHDの鈴木敏文会長、村田紀敏社長の計4人。委員長は伊藤氏が務めていました。

関係者によると、伊藤氏と米村氏は、セブン―イレブンで好業績が続いていることなどからこの人事案に反対していたとされます。

セブンイレブンの今後の動きに注目が集まっています。

セブンイレブン鈴木敏文会長

鈴木敏文会長は30歳時に当時5店舗だった株式会社イトーヨーカ堂へ入社して創業者・伊藤雅俊の懐刀として勤務します。39歳時にアメリカ合衆国で広まりつつあったコンビニエンスストア事業を知り、1973年に新聞広告などで募集した15名の素人集団で株式会社ヨークセブンを設立します。その後、ヨークセブンをセブン-イレブンと名前を変えながら急成長させたほか、創業者・伊藤雅俊と共にヨーカ堂グループを国内最大の小売りグループに育てていった人物です。

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