金運を招く猫(ネコ)

金運アップ・商売繁盛

招き猫の由来とご利益を解説

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招き猫といえば縁起物の代表であり、招き猫をお店に置いてあるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、なぜ猫?

そんな疑問をご紹介していきます。

 

猫と人間の関係

招き猫を置く習慣が生まれる前から猫と人とは親しい関係にありました。

その昔、 新石器時代までさかのぼります。人々は動物の狩をして生活する以外いに、田んぼや畑で農作物を作ることを覚えます。

収穫した農作物により安定した生活が出来るようになる一方、保管している農作物をねずみに食べられてしまう被害がでるようになりました。そればかりかどんどん繁殖していくねずみに困り果てていました。

そんな時にふらっと野良猫が現れます。

始めは気にもしていなかったのですが、何という事でしょう。猫はねずみを追い払ってくれるではありませんか。

猫は肉食動物です。 ライオンやヒョウ、チーターと同じネコ科になります。今はペットとして飼う習慣が広まっているのでイメージしにくいですが、猫はねずみを追いかけるだけでなく、獲物として考え捕まえて食べていたのです。

ねずみの他には魚、ヘビ、トカゲ、カエル、昆虫なども食べていました。

ネコを飼っている農家は農作物の被害がでず生活が豊かになったことから「縁起物」として知れ渡り、手なずけ飼うようになったのが始まりです。

ちなみにネコの古名は「禰古末(ネコマ)」。 「鼠子(ねこ=ネズミ)待ち」の略と言われています。

 

招き猫発祥の地と由来

招き猫の由来は諸説あります。

 

1、豪徳寺

招き猫発祥の「豪徳寺」
招き猫発祥の「豪徳寺」

1つめの説は東京都世田谷区の豪徳寺が発祥の地とする話。

彦根藩二代目の井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった時のこと、お寺の門前で猫が手招きをするではありませんか。猫に誘われるまま 井伊直孝はお寺に入り休憩をしました。するとその時、急に雨が降ってきました。雨に濡れずに休憩ができたことに感謝したといいます。

別の日、 豪徳寺の木下で雨宿りをしていたら三毛猫が手招きしたので、その猫に近づいたら、さっきまで雨宿りをしていた木に雷が落ち、難を免れたという話もあります。

井伊直孝は、後に豪徳寺に多額の寄進をしたと言われています。

また、この猫が死んだ時には墓を建てて弔った(とむらった)のです。後に境内には招猫堂が建てられ、猫が片手を挙げている姿をかたどった招福猫児(まねぎねこ)が作られるようになったのですが、これが招き猫の始まりと言われています。

豪徳寺 招福殿 公式サイトなし
拝観時間:6:00~18:00 ※寺務所受付は9:00~16:30
住所:〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺2丁目24-7
電話番号:03-3426-1437
アクセス:小田急線「豪徳寺駅」から徒歩10分、東急世田谷線「宮の坂駅」から徒歩5分

 

2、今戸焼

招き猫発祥の「 今戸神社 」
招き猫発祥の「 今戸神社 」

2つめの説は 「 今戸焼き 」にまつわる夫婦の話。

江戸時代末期に、貧しい生活をしていた老婆が貧しさのあまり自分が飼っていた愛猫を手放さないといけなくなりました。そんなある夜こと、愛猫が夢枕にあらわれて、「私の姿を人形にしたら必ず福徳を授かる」と言ったのです。

その老婆は、急いで猫の人形を今戸焼きの焼き物のして浅草神社の参道で売りました。するとその猫の置物は次々と売れ貧しい生活から抜け出すことができたそうです。

それからその猫の焼き物は商売繁盛になれる福を招く猫として「招き猫」と呼ばれるようになったそうです。

その後、旧今戸八幡が今戸焼の産地である浅草今戸町の産土神であったこともあり、今戸神社は「招き猫の社」として有名になりました。

今戸神社 公式サイト
拝観時間:9:00~17:00
住所:〒111-0024 東京都台東区今戸1丁目5-22
電話番号:03-3872-2703
アクセス:各線「浅草駅」から徒歩15分 (東京メトロ、東武鉄道、都営地下鉄)

 

3、自性院

室町時代文久9年(1477年)のこと。武将、太田道灌(おおたどうかん)と豊島泰経(としまやすつね)との江古田ケ原の戦いにおいて太田道灌は戦いに敗れてしまいました。その帰り道で迷っているところ黒猫が現れ手招きをしてきたといいます。その猫の方へ進むと自生院に案内されました。それにより太田道灌は命拾いをすることになったのです。

後に盛り返すことに成功した太田道灌は、この猫の地蔵尊を奉納しました。自性院の境内には猫地蔵尊が祀られており、入り口の門柱には小判を持った招き猫が鎮座しています。

自性院 通称「ねこ寺」。 公式サイト無し
拝観時間:日中
住所:〒161-0031 新宿区西落合1-11-23
電話番号:03-3951-4927
アクセス:都営大江戸線「落合南長崎駅」から徒歩2分

 

ネコの張り紙で世間に知れ渡る。

「 招き猫 」が世間に知れ渡るようになったのは江戸時代の話。

昔から農家では保管している農作物を食べるネズミを駆除してくれる猫はとても有難く、猫が住みついた家は商売繁盛につながると言われていました。

しかし、生息している猫の数が今ほど多くなく、当時はとても少ないことから街ではまだまだ一般的ではありませんでした。

そこで、とあるお店の店主が自分のお店も商売繁盛するようにと祈願してネコの絵を店先に貼ったのが始まりです。

そのお店にはお客が集まり繁盛したことから、他のお店も真似をして貼るようになり、やがて絵から置物にかわり、「招き猫」として入口に置くことが商売繁盛につながると言われるようになりました。

 

右手を上げる招き猫

右手を上げる招き猫は金運のご利益
右手を上げる招き猫は金運のご利益

招き猫には「右手」を上げている場合と「左手」を上げている場合があり、それぞれ意味がことなります。

右手を上げている場合は、「オスの猫」であり「金招き」。つまり「金運」を招くと言われています。商売繁盛したいお店や会社の場合は右手を上げている招き猫を置くようにしましょう。

「金運」には「財を呼び寄せることで家庭円満をもたらす」という意味もあります。

 

左手を上げる招き猫

左手を上げる招き猫は人運のご利益
左手を上げる招き猫は人運のご利益

左手を上げている場合は、「メスの猫」であり「人招き」。つまり「人運」を招くと言われています。

飲食店などであれば単純に「お客様」となりますが、会社や家の場合は「人脈」を招くといわれています。

良い人との繋がりができることで豊かになるというわけです。

 

両手を上げる招き猫は「金運・人運を招く」

両手を上げる招き猫は「金運・人運を招く」
両手を上げる招き猫は「金運・人運を招く」

両方の手を上げている招き猫は金運・人運の両方を招くと言われています。

だったら両方の手を上げている招き猫が一番良いと思われますがそうではない場合が多いです。

両手を上げることを「万歳(ばんざい)する」といいます。

バンザイは祝うべき、めでたいことがあったときに喜びや祝いを表す動作としてしますが、 転じて、行き詰ってどうにも出来ない時に「お手上げ状態」を表す動作にもなります。

商売に失敗し白旗を揚げる、お手上げで万歳しているとの意味になり縁起がよくありません。

昔から「一も取らず二も取らず」ということわざがあります。 二つのものを両方とも手に入れようとすると、結局どちらも手に入れることができないということ。

 

手の上げている高さにも意味がある

右手を上げている場合、左手を上げている場合、どちらにも言えますが手を上げている「高さ」にも意味があります。

手を高く上げている招き猫

手を高く上げるのは「遠くの人を招く」ときです。お店や会社など遠くからお客様を呼びたいときは手を高く上げている招き猫が良いです。

現状、そこそこ売上が上がっていて軌道に乗っているお店は、さらに広範囲のお客様を呼ぶことで商売繁盛につながります。

 

手を低く上げている招き猫

手を低く上げているのは「近くの人を招く」ときです。近くを通りかかった人に「ちょっと立ち寄っていきませんか」という意味があります。

オープンしたばかりのお店や会社を立ち上げたばかりの時はまず近隣の人に知ってもらうことが大切です。

そんな時には手を低く上げている招き猫が良いでしょう。

 

招き猫のご利益

招き猫は右手なら「金運」、左手なら「人運」を招くと言われていますが、その他にも色によってご利益が変わってきます。

 

白色は「開運招福」

最もポピュラーな色である白色は「開運招福」「来福招福」のご利益があり、さらに純白の招き猫は清潔・純粋を意味し「幸せを包み込んで育てる」という意味があります。

 

黒色は「 魔除け 」

道教で黒色は魔除けの色とされています。黒色の招き猫も同様に「魔除け」を意味します。

黒猫は縁起が悪いと勘違いしてる人がいますが黒猫は「 縁起が良い 」とされている猫です。

猫は気まぐれなところがありますから犬みたいに誰の所にも駆け寄ってくることはありません。 縁起が悪いとなった理由は、「 縁起が良い黒猫が自分の前を通り過ぎる ⇒ 幸運が自分のとこに寄ってこないで素通りする 」というのが正解です。

黒いまねきねこは魔除けとの意味合いから「家内安全」のご利益もあると言われています。

 

赤色は「無病息災」

赤色は本能的なエネルギーが増すことでヤル気を奮い立たす色と言われています。また 「欲望を刺激する」 とのことから昔から男性の欲望を刺激するために女性は赤い口紅を塗っていたと言われています。

その一方で赤色は黒色同様に「魔除け」の意味もあります。神社の入口に立っている鳥居が赤色なのはそのためです。

災いを遠ざけ、「無病息災」 「健康長寿」 のご利益があると言われています。

 

ピンク色は「恋愛成就」

柔らかい優しい印象をもつピンク色は女性的なイメージが強い色です。

心や体に満ち足りた気分をもたらしてくれます。

恋愛成就のご利益を期待するなら、人運を招く、つまり素敵な男性との恋愛・結婚を招きたいなら左手を上げているピンク色の招き猫が良いでしょう。

 

金色は「金運・財運」

さまざまな色があるなかで最も金運のご利益があるのが金色(ゴールド)です。太陽の色である黄色を輝かした色であり、高価の象徴、豊かさを表します。

また、何事にも屈しない強靭な精神力、先を見通す目、目標達成のために力を注ぐ力をもたらします。

金色は西側に置くことでそのパワーが発揮されますので家の中の西側に置くようにしましょう。

 

招き猫は清潔に

招き猫は綺麗な場所を好みます。ほこりが着いていたら綺麗に掃除することが大切です。汚れた招き猫になるとご利益が薄れ幸運が遠のいていきます。

招き猫自身もそうですが、置いている場所も常に清潔にするようにしましょう。

 

「猫の日」と「招き猫の日」

「 猫の日 」と「 招き猫の日 」
「 猫の日 」と「 招き猫の日 」

日本には「猫の日」と「招き猫の日」の2つがあります。

 

猫の日は2月22日

猫の日実行委員会が1987年に制定した記念日です。日本国内の記念日であり世界共通の記念日ではありません。

猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と日本語の「2」「2」「2」の語呂合わせが良いことから選ばれました。

 

招き猫の日は9月29日

日本招猫倶楽部(にほんまねきねこくらぶ)が、招き猫に感謝する日として1995(平成7)年に制定しました。

「来る福」⇒9(くる)29(ふく)という語呂合わせがその由来です。

 

招き猫に関するお祭り

 

三重県伊勢市 来る福招き猫まつり

毎年9月29日の招き猫の日に開催されるお祭りです。

三重県伊勢市の伊勢神宮皇大神宮前にあるお蔭参りで賑わった江戸時代末期から明治時代初期の鳥居前町の町並みを再現した観光スポット「伊勢内宮前 おかげ横丁」 で開催されています。

期間中は招き猫にちなんだ様々な催しが行われます。

詳細は公式サイトで確認してみてください。(リンク切れの場合はすみません)

 

愛知県瀬戸市 来る福招き猫まつりin瀬戸

毎年9月29日の招き猫の日に開催されるお祭りです。「 日ごろから福を招き続けてくれる招き猫に感謝しよう! 」という思いから始まりました。

招き猫に関する楽しいイベントを行っています。

詳細は公式サイトで確認してみてください。 (リンク切れの場合はすみません)

 

ちなみに猫の日である2月22日も全国でさまざまなイベントが開催されています。猫好きの人は「猫の日 祭り」をGoogleで検索するといろいろ出てきましたので行ってみるのも楽しそうですね。

 

招き猫に関するスポット

 

愛知県 招き猫ミュージアム

愛知県にある観光スポット、招き猫ミュージアム
招き猫ミュージアム

招き猫ミュージアムは愛知県瀬戸市にある日本最大の招き猫博物館です。個人コレクションをなんと数千点も展示しています。

招き猫ミュージアム 公式サイト
住所:〒489-0821 愛知県瀬戸市薬師町2番地
電話番号:0561-21-0345
開館時間:10:00〜17:00 ご入館は16:30まで
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日〜1月4日)
料金
2F 有料 招き猫ミュージアム
大人:個人300円、団体20名以上240円
大学生・高校生:個人200円、団体20名以上160円
中学生以下:無料
※中学生以下の方がご利用される場所は、大人の方の同伴が必要です。

1F スペース29、Art Hall 入場無料

 

岡山県 招き猫美術館

岡山県にある観光スポット、招き猫美術館
岡山県にある招き猫美術館

招き猫美術館は岡山県岡山市にある美術館です。人々に福を運び続けた招き猫を約700体所蔵しています。

招き猫美術館 公式サイト
住所: 〒701-2151 岡山県岡山市北区金山寺865-1
電話番号:086-228-3301
開館時間:10時~17時(入館は16:30まで)
休館日:水曜日・年末(お正月・祝日・お盆は開館)
料金:一般600円 小・中学生300円

 

招き猫を英語で何と言う?

招き猫を直訳すると「Beckoning cat(ベェカァニング キャット)」

beckon(ベェカァン、ベコン)は手ぶり・身ぶりで合図または手招きする、差し招く、といった意味があり、「Beckoning」は現在進行形の動詞になります。

ただ、この場合、単に「猫が手招きしている」という意味になり、「幸運を招く猫」とはちょっと違う感じがしますね。

そのため最近では「LUCKY CAT(ラッキーキャット)」と表記する場合があります。ただ正式な英語ではないため外国人には伝わらない和製英語となります。

 

招き猫の捨て方

 

1、寺や神社で供養

新しく招き猫を買う人は気にしなくて良いですが、買い換える時、捨てる時にはどうすればよいのか気になるものです。

ちなみに御守りであれば1年が期限といわれていますが、招き猫は毎年買い換える必要はありません。

招き猫を処分する時に一番良いとされているのが寺や神社で供養してもらうことです。人形や置物は人の気持ちが宿りやすいですので供養により感謝の意を伝えるのが良いでしょう。

寺や神社により異なりますが、その都度預かってくれるところもあれば、年に一度まとめてお炊き上げしてくれるところもあります。

 

2、ゴミで処分

供養により処分するのが良いですが、忙しくて供養する時間がない人はゴミとして処分することも可能です。

その場合、招き猫に塩をかけて「お清め」をしてから捨てるようにしましょう。その時には「今までありがとう」という感謝の気持ちも忘れないようにしましょう。

 

あなたのもとに福を招く

招き猫の世界、とっても奥深いですね。

猫の手があなたのもとにも福を招いてくれるといいですね。

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